ウェスタ川越(川越市新宿町)で3月7日、「川越春一番コンサート2020 はなわ・さくまひでき&いいもんズ」が開かれる。主催は川越いもの子作業所。
「障がい者が安心して働き暮らせる街は、災害に強い街」をテーマとし、災害時の地域連携と、災害弱者である障がいのある人たちへの理解を目的としている。
同作業所は、「川越市にひとりぼっちの障がい者を出さない」「成人期、障がいのある人も、地域の中で発達・成長できる社会を目指す」などの理念を掲げ1987(昭和62)年に発足。障がい者が木工やアルミ缶のリサイクル作業、食品製造などの仕事に取り組んでいる。芸術活動を行うStudio IMOを2013年に始め、絵、歌、ダンスなどを通じて自分たちの思いを伝えている。同楽団は「障がいのある人の思いをロックでつづるバンド」として活動している。
当日は、映画「翔んで埼玉」の主題歌「埼玉県のうた」をリリースしたはなわさん、埼玉県出身のシンガー・ソングライター、さくまひできさんを招き、同作業所のメンバーが歌やダンスを披露する。
売り上げの一部は台風19号で被災した「けやきの郷」(川越市平塚新田高田町)の復興資金として寄付する。
12時開場、13時開演。チケット料金は、大人=4,000円(前売り3,500円)、障がい者・子ども=3,500円(同3,000円)。チケットぴあ、ウェスタ川越、川越いもの子作業所で販売している。
※新型コロナウイルス対策で中止となりました。(2月25日発表)