川越角屋酒店(川越市小室)で11月16日・17日、「えんとつ町のプペルVR体験 in 川越」が開かれる。主催は柴崎加奈子さん。
40万部突破のベストセラー絵本「えんとつ町のプペル」をVR体験する同イベントは埼玉初の試み。当日は、専用のゴーグルを着け作品を鑑賞する。
この絵本は、キングコング・西野亮廣さんが脚本と監督を務め、分業制で製作された。2016年10月に発売。著作名はにしのあきひろ。
主催の柴崎さんは、この絵本を読み、多くの人に知ってもらいたいと思い、地元である埼玉での開催を決めたという。
「避けられてるプペルと仲良くしてるルビッチがアントニオたちからいじめられた時、多分、私もアントニオたち側なのかもしれないと思った。『人に優しくありたい』みんながそう思ってくれたら、優しい社会になるのでは。このイベントを通し、多くの人に思いを伝えられたら」と話す。
店主の長堀さんは「この作品は挑戦する人を応援する物語。できるだけたくさんの子どもに見てほしい」と呼び掛ける。
同店は1877(明治10)年創業。2017年11月に「角打ちのできる酒店」としてリニューアルした。自然派ワイン、日本ワイン、地酒などを販売するほか生ビールの量り売りも。古材をふんだんに使った店内ではコーヒーの提供や古本の販売も。30人収容のイベントスペースでは読書会やお酒・食に関わるイベントを開いている。
料金は、子ども=500円、保護者=1,000円、大人のみは1,200円。対象は市内在住の子どもと保護者。
開催時間は両日共に11時~17時の間に12回行う。各回8人。予約不可、先着順。