ウニクス川越(川越市新宿町)にぎわい広場で11月10日、「第2回小江戸川越お芋フェスティバル」が開かれる。
「紅赤」発見120周年記念事業として昨年から始まった同イベント。「買う」「食べる」「楽しむ」を主軸に、川越の名産サツマイモに特化した内容となっている。2回目となる今回も「川越Farmer's Market」の一環として、地元川越の農園や川越に店を構えるスイーツ店など19店が集結する。
当日は、焼きたての焼き芋のほか、サツマイモをふんだんに使ったグルメが会場に並ぶ。芋専門店「おいも堂」では、超熟成のとろとろ焼き芋のほか、砂糖、油を一切使わない手作りの芋菓子を販売。ケーキ店「パティスリーシエル」は、川越産の芋や材料を使った「サツマイモエクレア」や「サツマイモパイ」を販売、パイは10時~・13時~に焼きたてが並ぶ。和菓子カフェ「彩乃菓」は、三芳産「川越いも」を使った芋餡(あん)とクリームを挟んだフェス限定の「お芋のモンブラン生どら」や、鉄板で焼いた芋ようかんにバターを添えた「焼芋ようかん」などの芋菓子を販売する。先日の「カレーなる闘い」で審査員特別賞を受賞したライブハウス「川越Rotom」は、「さつま芋カレー」を販売。他にも、紅赤を使った和スイーツや、ドリンク、パン、アイスクリームなどの出店がある。
子どもから大人まで参加できる体験企画も用意。会場内にダンプカーを入れ、荷台で芋掘りができるコーナーも設ける(先着順)。サツマイモに文字やイラストを掘る「さつま芋カービング」、指を使って描く「チョークアート」、芋版を使った「エコバック作り」や「食品サンプル作り」なども。さつま芋モチーフの雑貨も販売する。
昨年盛況だったというフードワークショップ「さつま芋のごまドデカパン作り」の予約も受け付けている。「こねない、汚れない、お手軽なパン作り」をテーマに、ゴマとサツマイモがたっぷり入った「ドデカパン」を作る。
イベント担当の中尾さんは「お芋と言えば川越。川越の魅力をフルに発信するイベント。今回初めての試みとして、ダンプカーの芋掘り体験もある。誘い合わせて来場してほしい」と呼び掛ける。当日は川越のマスコットキャラクター「ときも」も来場。
開催時間は10時~15時。小雨決行。荒天中止。