川越大師喜多院バス停目の前に9月1日、「はすの香カフェ」(川越市小仙波町1)がオープンした。
外観はレンガ造りの一軒家。シックで落ち着いた雰囲気の店内席と、パラソルが立つ開放感のあるテラス席の合わせて30席を用意。テラス席では犬の同伴が可能で、散歩中に気軽に立ち寄れるようにした。
オーナーは牧野拡さん、妻の麻衣子さんの夫婦二人三脚で店を切り盛りする。店名の「はすの香」は、場所が寺院に近いことから蓮の花(ロータス)にちなみ名付けた。「観光の一休みにでも、集いのおしゃべりの場にでも」と牧野さん。敢えてランチ・ディナーの区切りを付けないことで、世代・シーンを問わず幅広く利用できる店作りを目指す。
代表メニューは赤身肉をじっくりローストしグレービーソースを添えた「自家製ローストビーフ」、トマト、玉ねぎ、各種スパイスを丁寧に煮込んだ「自家製カレー」、ローストビーフと野菜をサンドしたボリュームのある「はすのかサンド」、季節の「自家製パスタ」など。食事メニュー全てにサラダ、冷製スープ、総菜3種が付く(各1,280円)。オープンからクローズまでメニュー内容は変わらない。
カフェメニューでは、ほのかなさつまいも風味の「自家製さつまいもとろとろプリン」が「程よく優しい甘さでお薦め。ホッとする味」だという。「ハーブティー」(500円)や「はすの葉茶」(450円)などのドリンクメニューの他、生ビール、ウイスキー、ワイン、焼酎など(以上390円~)のアルコール類も豊富に取りそろえる。ビールは川越市の地ビール「Coedoビール」(600円)も扱う。「牛すじ煮込み」(680円)、アンチョビバターエリンギ(520円)など、アルコールに合うアラカルトも用意。
「クローズがないことでいろいろな使い方ができる。おなかいっぱいの食事メニューでも、自慢の『さつまいもプリン』で一服でも。これからの季節、気持ちの良いテラス席での月見酒、月見ご飯も楽しめる。日々の一息に、心地良い時間を過ごしに来てほしい」と牧野さん。
10月には店内で、「占い講座教室」「ハーバリウム教室」などのワークショップも予定しているという。
営業時間は10時30分~20時。木曜と第2・第4水曜定休。
無料駐車場2~3台。全席完全禁煙。