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幕末の川越が舞台の歴史青春小説「青山に在り」発売

「青山に在り」(角川書店・KADOKAWA)

「青山に在り」(角川書店・KADOKAWA)

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 幕末の川越を舞台にした小説「青山に在り(せいざんにあり)」が12月7日、KADOKAWAより発売された。著者は篠綾子さん。 

 「今いる場所を死所と定めて、尊く生きよ」と称した同作品は幕末の川越藩が舞台。青山とは墓所、死所の意。川越藩筆頭家老・小河原左宮の息子・左京が主人公の歴史青春小説。ひたむきな少年の青春を幕末時代背景と川越の風物に寄せて描いている。

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 篠さんは1971(昭和46)年、埼玉県生まれ。東京学芸大学卒業。デビュー作は「春の夜の夢のごとく~新平家公達草紙」。同作品で第4回健友館文学賞を受賞している。以後、短編「虚空の花」で九州さが大衆文学賞佳作、「更紗屋おりん雛形帖」シリーズで2017年歴史作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。時代小説、歴史小説などを執筆し活躍している。

 著書に、戦国の世を夫婦で生き抜く姿を描いた「山内一豊と千代」のほか、「義経と郷姫 悲恋柚香菊河越御前物語」「浅井三姉妹 江姫繚乱」「蒼龍の星」「女人謙信」「月蝕 在原業平歌解き譚」、書き下ろし時代シリーズに「藤原定家謎合秘帖」「代筆屋おいち」「絵草紙屋万葉堂」「江戸菓子舗照月堂」などがある。

 篠さんは「激動の幕末に生きた一人、川越藩(のち前橋藩)の家老小河原左宮が意外に知られていないのを残念に思っていた。その清冽(せいれつ)な生きざま、死にざまを川越の情景の中で味わっていただければ」と話す。

 価格は1,728円。

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