川越市で1月5日・6日の2日間、地元シルバーガイドによる「小江戸川越・七福神めぐり」の参加者を募集している。主催は川越市シルバー人材センター。
室町時代に京都で生まれた七福神信仰は、江戸時代初期に徳川家康の信望厚かった喜多院の天海僧正が確立。以後、元禄時代以降に流行し、現代まで受け継がれている七福神巡り。ツアーでは、小江戸川越の由緒ある寺を巡り「七難即滅、七福即生、万世安楽」を願う。
当日は地元のシルバーガイドの案内の下、JR川越駅東口から妙善寺(毘沙門天)、天然寺(寿老人)、喜多院(大黒天)、成田山(恵比寿天)、蓮馨寺(福禄寿神)、妙昌寺(弁財天)、見立寺(布袋尊)の7カ所、およそ6キロを3時間かけて巡る。それぞれの寺院で七福神のいわれや建築物の特色などを説明する。
担当者は「赤いブレザーのシルバーガイドが真心を込めて案内する一年の幸福を願うイベント。家族、仲間などおそろいで参加いただければ」と呼び掛ける。
開催時間は9時~12時30分。定員は各日250人。参加費は、大人=500円、小中学生200円(損害保険、資料代など)。当日は川越駅東口(自由通路)に集合。菓子屋横丁入り口で解散。約3時間を予定している。小雨、小雪実施。ファクスまたははがきで申し込む。12月21日締め切り(当日消印有効)。