COEDO KAWAGOE F.CとJTB川越支店が受託した「令和5年度 埼玉県新たな地域クラブ活動実証事業」が、3月30日に行われた中学生サッカー大会「KAWAGOE DREAM CUP」で完了した。
地域クラブ活動を段階的に整備・充実することにより、中学校部活動や習い事に加えて、子どもたちが多様なスポーツ・文化芸術活動を自ら選択できる環境整備を目的とした同事業。同クラブは川越市内の5校に対して、サッカー部への活動支援を通した部活動地域移行の課題の洗い出しを目的に実施した。
ドローンの活用や選手からの指導などさまざまな取り組みを実施し、締めくくりとして同大会を開催。全ての取り組みを埼玉県に報告し、同事業を完了した。
同大会は、川越出身の現役Jリーガーの片山瑛一さんが協賛。同事業にも参加した。市内の中学生3チームが参加し、総当たりの形式で計3試合が行われた。
片山さんは「私が生まれ育った川越でこのような大会が開催されてうれしい。私自身、中学時代には、部活動で日々サッカーの練習に励んでいた。当時の私は、こうして将来サッカー選手になれるとは全く想像もしていなかったが、自分に与えられた環境の中で常にベストを尽くし、積み重ねてきた結果が、自分の可能性を大きく広げてくれたと確信している」と、これまでの経験を話す。
「同じように、自分では想像もできないような可能性が広がっているのが、ここにいる皆さん。常に自分自身を信じて、失敗を恐れず、全力でプレーする姿がたくさん見られるのを楽しみにしている。夢や希望に満ちあふれた皆さんの健闘を祈っている」とエールを送った。