川越からJリーグを目指す「COEDO KAWAGOE F.C」が初参戦する関東リーグ2部(Jリーグ6部相当)の2024年シーズンの試合スケジュールが決定した。
初戦は4月7日12時キックオフで、茨城県の境町サッカー場で行われる。ホームとなる川越開催は7月13日13時キックオフで、川越陸上競技場で開催される。
2024シーズン関東リーグ2部には、1都6県からの代表チーム全10チームが出場。埼玉県からは2チームが出場し、優勝を争う。原則、関東2部の優勝チームのみが関東リーグ1部への昇格権を得ることできるレギュレーションで、リーグ戦は全18試合で、ホーム9試合、アウェー9試合が行われる。
同クラブは2020年に設立され、2021年シーズンに川越市2部リーグ(Jリーグ11部相当)優勝し昇格。翌シーズンは川越市1部リーグ(Jリーグ10部相当)で優勝、埼玉県3部リーグ(Jリーグ9部相当)への昇格が決まっていたが、2023年2月、将来のJリーグ加盟を見据え、埼玉県加須市からJリーグを目指していた「Saitama east SV」(埼玉県1部リーグ所属)のトップチームと合併し、埼玉県1部リーグ(Jリーグ7部相当)へ所属カテゴリーを上げた。2023年シーズンは初の埼玉県1部リーグを戦い、その先の関東昇格トーナメントで準優勝を果たし、2024シーズンでの関東リーグ2部昇格を決めた。
同クラブ責任者で強化部長の荒田雅人さんは「チームには1月から新しく20人の新戦力選手が加入し、現在は4月開幕のリーグ戦に向けて日々厳しいトレーニングに励んでいる。今シーズンは初の30人以上のチーム体制となり、チーム内でのレギュラー争いも熾烈(しれつ)」とチームの近況を話す。
「初のホームアンドアウェーでの試合が始まり、埼玉県の代表チームとして関東リーグを戦うことになる。クラブだけの力では長く厳しい戦いを勝ち抜くことは難しい。試合会場でぜひチームにエールを送っていただき、一緒に勝利の喜びを分かち合いたい」と呼びかける。
2030年のJリーグ(J3)加盟を掲げ設立された同クラブが関東2部リーグ(Jリーグ6部相当)を勝ち抜くことができた場合、関東1部リーグ(Jリーグ5部相当)、JFL(Jリーグ4部相当)、J3(Jリーグ)の順にカテゴリーを上げていくことになる。