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川越「炭火鳥もと」がすき鍋店へ業態転換 高校生が育でた地鶏使う

埼玉県産・高級地鶏タマシャモの鳥すき鍋

埼玉県産・高級地鶏タマシャモの鳥すき鍋

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 川越の焼き鳥店「炭火鳥もと」(川越市元町2)が業態転換し、鳥すき鍋「すき鍋鳥もと」として1月28日、リニューアルオープンした。

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 同点が扱う鶏は、川越総合高校の高校生が雛から育てた埼玉県唯一のブランド地鶏「タマシャモ」。同校が育てるタマシャモを通常提供するのは初めての試みになるという。

 鍋の要となる出汁は、川越で創業80年以上の老舗乾物店「轟屋」(川越市連雀町)と共同開発。城北埼玉高校が開発に携わった「16才の柚子胡椒(ゆずこしょう)」や狭山工業高校が作る和紅茶「狭紅茶」など、地域の店や食材、学生とのコラボレーションに取り組み、「食を通じて川越近郊の魅力をアピールできるようなお店を目指す」という。

 同店を経営する08(ゼロハチ)代表取締役の本橋祐一社長は「10年間に渡って川越で店を続けることができた理由は、川越に助けられたから。飲食店として地域に貢献し、川越に恩返しをしたい。そこで出会ったのがタマシャモ。『焼き手』が主役である焼き鳥ではなく、川越総合高校の高校生が育てるタマシャモを中心に、川越のお店や食材の魅力を詰め込むことができる鍋料理をメインに据え、川越の価値を高め、アピールできるお店づくりを目指したい」と話す。

 「埼玉県産・高級地鶏タマシャモの鳥すき鍋」は1日2人前限定で、コース=5,800円、フルコース=7,800円。他に、「青森県産・津軽鴨の鳥すき鍋」「鳥取県産・大山どりの鳥すき鍋」も用意する。

 営業時間は18時~22時。月曜定休。

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