川越市内外のサツマイモ農家、飲食店、菓子店などが出店する「コエド芋パーク」が2月10日~12日の3日間、蓮馨寺境内(川越市連雀町)で開催される。
「川越の『紅赤(べにあか)』を中心としたサツマイモ食文化と歴史を広める」ことを目的として昨年初開催し、今年が2回目となる同イベント。昨年の2日間から3日間に拡大し、出店数も増えた。実行委員でJTB川越支店営業課グループリーダーの吉田修さんは「昨年1万人以上が来場したイベントがパワーアップし、今年は全国から30以上のサツマイモ専門店が集結する。『全国焼き芋グランプリ』でグランプリを受賞した店や、サツマイモの本場・九州からの参加もある。今年は大学生とコラボした商品の販売もあり、5校の大学生が考案した商品が楽しめる」と話す。
初出店も多く、昨年11月にオープンしたフルーツタルト専門店「タルトッテ」は安納芋モンブランやタルトなどを、「浪漫焼き芋 芋の巣」は「元祖ハニーチーズ焼き芋」などを、「sweet & healthy SAZANKA」は「熟成やきいものフライドポテト」などを、「DaCalifornia」は「熟成芋ブリュレ」などを、「藤沢焼き芋 ちちずいも」は焼き芋を、「oimo&coco.」は「濃厚焼き芋バスクチーズケーキ」などを、「HALOA COFFEE TAROTARO」は「さつまいもホイップサンド」などを、「やきとん明日花」は「さつまいもロングトルネード」などを、「うなぎいもストア」は大福の「うなもっち」などを、「御芋-OIMO-」は「つぼ焼き芋」などを、「芋庵茅根(いもあんちのね)」はサツマイモを使ったスイーツなどを、それぞれ提供・販売する。
今回コラボする5大学は、各校の学生がオリジナルメニューを考案した。立教大学が「川越芋ポタージュ」を、東京国際大学が「TIUカナッペ」を、埼玉女子短期大学が「川越芋プリン」を、十文字女子大学が「川越芋スイーツ」を、城西大学が「かんながら さつまいもパン」を、それぞれ提供・販売する。
吉田さんは「冬の川越を熱く盛り上げる『コエド芋パーク』に、全国からサツマイモグルメが集結する。今年は3日間で3万人の来場者を目標に、楽しいイベントになるよう準備を進めているので、ぜひ遊びにきてほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~16時。小雨決行、荒天中止。