川越市内で子どもたちに対する学習・居場所支援活動を行っている大学生主体の任意団体「チアアップ彩たま」が1月4日・5日の2日間、埼玉県信用金庫川越支店(川越市脇田本町)で冬期講習会を行う。
同団体は勉強をサポートとする「学習支援」とともに、学校や家庭とは異なる、子どもたちが「ここなら居てもいいんだ」と思えるような居場所を創出する「居場所支援」を目的としている。今夏開いた夏期講習会に引き続き、ヤングケアラー支援を重視する同金庫が後援して実現した。講習では「食」の面からも支援を行うため、川越市内の子ども食堂と連携し子どもたちへ弁当も配布する。
同団体広報担当の小勝周さんは「教室では冬休みの宿題や受験勉強はもちろん、ボランティアとゆっくり過ごすのも歓迎。皆さんと年齢の近い大学生のボランティアが一緒に勉強をしたり、おしゃべりをしたりする。5日は市内の子ども食堂と協力して弁当を配布する予定なので、気軽に教室に来てほしい」と呼びかける。
対象は小学4年生~高校3年生。講習時間は13時~15時。参加無料。申し込みはウェブで受け付ける。