「クリスマスキャロリング2023~今年も手話で!~in川越」が12月23日、開催される。主催は任意団体「tane(たね)」。
今年で9回目となる同イベント。クリスマスキャロリングとは、クリスマスにクリスマス祝歌(クリスマスキャロル)を合唱して歩くこと。合唱が制限されていたコロナ禍の期間も、毎年欠かさず手話とハンドベルで音楽を届けてきた。
今年も昨年に引き続き、演奏する子どもたちを広く募集。集まった子どもたちは5回の練習会で手話とハンドベルを学んだ。
当日は時間を分けて3コースを歩く。コースAは10時、蓮馨寺をスタートし、Hatago COEDOYA、小江戸蔵里、川越八幡宮を経由してクレアパークに向かう。コースBは14時、ウニクス川越をスタートし、U-PLACE、川越駅前東口広場、クレアパークを経由して蓮馨寺に向かう。コースCは16時、蓮馨寺をスタートし、川越プリンスホテル、クレアパーク、川越駅コンコース、U-PLACEを経由してウニクス川越に向かう。
ウニクス川越では「キャロリング応援ステージ」を用意し、川越市立中央小学校金管バンド(11時40分~)、立教大学手話サークル「Hand Shape」(13時40分~)がパフォーマンスを披露。18時15分ごろからはグランドフィナーレとして、ユーチューブで「耳の聞こえない人も聞こえる人も楽しめる」手話動画を投稿する手話通訳士の「やっちゃん先生」さんと、シンガー・ソングライターの小田留意さんをゲストに迎え、合同ステージで演奏を披露する。
同団体の共同代表で、手話マイムアーティストのまっきぃ♪さんは「世界では目を背けたくなる出来事があるが、そんな今だからこそ『今できることを』と、思いを込めて実行委員メンバー一同で準備を進めてきた」と振り返る。「目の前の子どもたちと共に楽しみながら『笑顔があふれる未来に』と願いを込めている」と続ける。共同代表で声楽家のまっすぅ♪(川越ますみ)さんは「2023年の締めくくりとして、心をつなげることができるイベントになれば」とイベントへの思いを話す。
雨天決行。荒天中止。