川越工業高校(川越市西小仙波町2)デザイン科の生徒がクリスマスの飾り付けを施した「小江戸巡回バス」が現在、運行されている。バスを運行するイーグルバス(中原町2)が11月30日、生徒へ感謝状を送った。
「小江戸巡回バス」がクリスマス仕様に 川越工業高生が飾り付け
同社が協力する「川越きものの日実行委員会」が主催した浴衣ファッションショーに、同校生がオリジナルデザインで参加したことがきっかけとなり、これまでも地域おこしの活動に一緒に取り組んできた。今回は、川越の観光地を結ぶ同バスをクリスマス仕様にして地域を盛り上げる。同校生が一つ一つ違うデザインを考え、装飾を手作りした。
同校デザイン科の吉澤勝則教諭は「生徒が学校の中だけでなく、実際の社会に貢献できる学びができたので良かった」と話す。表彰された生徒たちも「制作する人数が少なく、制作できる日も限られていて夜遅くまでかかった」と振り返る。テーマについては、「先生からストーリーがあったら面白いというアイデアを頂き、クリスマスソングの『赤鼻のトナカイ』をテーマに作った」と話す。「一からデザインやイラストを描いてオリジナリティーのある装飾ができた」と出来栄えに自信をのぞかせる。
運行は12月25日まで。