飯能信用金庫(飯能市)が主催する「第12回飯能信用金庫理事長杯少年野球大会」が4年ぶりに開催され、11月19日、決勝戦が行われた。
少年野球大会の開催を通じて青少年の健全育成と地域活性化に貢献したいという思いの下、2012(平成24)年より開いてきた同大会。コロナ禍で中断していたが、4年ぶりに復活。埼玉県西部と東京都西部の10チームが参加し、トーナメント形式で3日間にわたり白熱した勝負を繰り広げた。
決勝戦では、飯能市を拠点とする加治タイガースと、川越市の川越ワールド・ジュニアーズの対戦。最終回までもつれる熱戦となり、川越ワールド・ジュニアーズが優勝した。
優勝した同クラブの高橋監督は「この大会に懸けていた。6年生を含めたベストメンバーで参加できる、勝っても負けても最後の試合だった。笑顔で終わることができて良かった」と結果に喜んだ。最優秀選手賞に選ばれた中野さん(6年)は「いつも最後に負けて準優勝、3位などで終わってしまっていた。今回も最初にリードされてしまったが、最後に逆転できた。チームみんなで目指してきた目標をかなえられた」と笑顔を見せた。