「U_PLACE(ユープレイス)」(川越市脇田本町)で11月26日、市内近郊のパン店とコーヒー店が一堂に集まる「川越 日々の暮らしとパンとコーヒー」が開催される。
パンとコーヒーの店が多く、街の魅力の一つともなっている「小江戸」川越。要望の多かったこの2つを合わせたイベントが昨年初めて開かれ、今回が2回目。主催する「川越Farmer’s Market」イベント担当の石川さんは「この日はウェスタ川越で『かわごえ産業フェスタ』が開かれる日でもあり、両施設の会場を楽しんでもらうために同日開催にした」と話す。
今回のイベントには5店が初参加。4月に産業観光館「小江戸蔵里」向かいにオープンした「パン処パン太郎」はイベント参加自体、今回が初めてとなる。食パンのほか、ハード系パンやクロワッサンが店の人気商品だという。夫婦2人で製造・販売を始めて6年目の「パン工房Barebread(ベアブレッド)」は、地元野菜を使ったパンや四つ葉バターを使った食パン、塩パンなどを販売予定。的場の住宅地にある「パン処おひさま」は、国産小麦と天然酵母、自家菜園で育てた野菜を使った総菜パンなど、手作りにこだわった「体に優しい」パンを販売する。
今回ゲストとして狭山市から「パン工房noa * noa」が参加。同店のパンは北海道産小麦を使い、低温長時間発酵させ、「もっちり」とした食感が特徴。菅原町の「otto e Co.(オットエコウ)」は、6月にオープンした「劇場型」のイタリアンレストラン。イタリア伝統の郷土菓子と、店で人気の自家製ジャムを販売する。他にもパン店とコーヒー店が多数参加し、オリジナル商品を販売する。
当日は時間ごとに、ギターライブやフルート&ピアノ演奏会、紙芝居やパネルシアターなどのステージプログラムも行う。
石川さんは「イベントでは出店する店が特別な限定品も用意する。『川越にこんなすてきな店があるんだ』という発見もあると思うので、ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は10時30分~16時。小雨決行、荒天中止。