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川越氷川神社で「若手社会人研修」 グループワークや拝礼作法実習も

「若手社会人研修」の参加者

「若手社会人研修」の参加者

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 川越氷川神社(川越市宮下町)で6月8日、川越市内で働く入社2~3年目の若手社員を対象にした「若手社会人研修」が開催された。主催は野村證券川越支店(脇田町)。

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 今回の形式での開催は2回目となる。同神社の直会殿(なおらいでん)でワールドカフェ方式でグループワークを行った。ワールドカフェ方式とは、お茶を飲んでくつろいだ雰囲気の中で話し合う会議のこと。4、5人のチームに分かれてグループを名決め、実際に川越の未来のためにできることは何かを話し合った。半年後にもう一度集まり、話し合った内容から実践したことをグループごとに発表会を行う。そのほか、拝殿で玉串奉てん、拝礼作法の実習を行い、山田禎久(よしひさ)宮司が講話も行った。

 開催の経緯について、「自分たちが働く川越のことを、川越出身でない人も含めて、もっと知ってもらえる機会をつくろう」と、小城直樹支店長が川越の歴史や起源に詳しい山田宮司に声を掛ける形で決まった。今回の研修で「川越について真剣に考え、自分がどう貢献できるかという一人ではなかなかできないことを仲間たちと考えることで、大きな力になってほしい。川越で働く同期のつながりも作ってもらえたら」と期待を込める。

 山田宮司は「今回の研修では、川越で働く同世代の友人を作り、川越を離れた後も繋がれる仲間を作って欲しい。そして、グループワークを通じて、川越のために活動したことを、今後の社会人としての成長に役立ててほしい」とも。

 参加者からは「(今回のグループワークで)関わったことのない他社の社員と話すことができ、互いの意見を尊重し合うことで自分自身成長できた。川越のことを話し合うことで川越をもっと知るいい機会となった」、「今回初めて拝礼作法を学んだ。今後、結婚式や七五三などの行事で生かしていきたい」、「拝殿の中に入るのは今回が初めて。そんな場所で実際に白衣袴を着たのは貴重な経験だった」という感想が聞かれた。

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