ライオンズクラブ埼玉地区(ライオンズクラブ国際協会330-C 地区)が5月、地域の子どもたちに収穫体験などの農業体験をしてもらうことを目的に「ライオンズファーム」(川越市的場)を開設した。
ライオンズクラブ埼玉地区は基本運営方針として、「青少年健全育成事業の強化」を掲げており、その事業の一環として同施設を開いた。地域の子どもたちが実際に農業体験・収穫体験をすることで、作物の栽培過程や生産者についての理解を深めたり感謝の気持ちを学んだりする。
同団体の沼田浩正さんは「ライオンズファームを通じて、子どもたちの健全な育成に貢献できれば」と話す。
栽培する作物はサツマイモ。5月10日に同団体メンバーが苗を植え、栽培管理を行った後、近隣の児童や園児が10月頃に収穫する予定。収穫で余った作物については、ネットや直売所での販売を予定しており、収益はライオンズクラブ国際財団に寄付し、世界の人道支援・奉仕活動に活用される。