助け合いの「しるし」として大阪の医療法人伯鳳会グループが広めている「Plus Heart Action」の「青いハート」をモチーフとしたリストバンドの販売を5月10日、COEDO KAWAGOE F.Cが始めた。
青いハートは、助け合いの気持ちを表現する「しるし」としてSNSなどで利用されているが、同クラブのメディアパートナーであるGIV(川越市脇田本町)が、この活動に賛同していることをきっかけに、川越から助け合いの輪を広げていければと両社が共同で企画した。
GIV取締役の大谷美子さんは「支援を必要としている方が身に付けるヘルプマークと、支援したい気持ちを表す『青いハート』。どちらも助け合いの社会の実現に必要。この取り組みで、どちらも認知が広がれば」と思いを話す。
リストバンドの売り上げの一部は社会福祉活動を行っている団体へ寄付されるが、寄付先の候補で福祉施設への寄付アプリ「ナカソラ」を立ち上げている田中れいかさんは「私たちは『生い立ち関係なく、誰もがなりたい自分になれる社会をつくる』ことを理念に掲げ、親元を離れて暮らす子どもたちの現状や課題を発信してきた。私が思う助け合いは『知る』ことから始まり『行動』することで広がる、思いやりの風土づくり。この取り組みで、青いハートを通じて私たちの活動も知ってもらえたら」と期待を込める。
同クラブ取締役の中島凉輔さんは「COEDO KAWAGOE F.Cは清掃活動など地域貢献活動にも注力しているが、それは助け合いともいえる。今回の取り組みをきっかけに、クラブをより知っていただき、一緒に川越から助け合いの輪を広げていけたら」と意気込みを見せる。
価格は「ハート」にちなんで810円。同クラブのECサイトで扱う。