喫茶店「THE HALF(ザ・ハーフ)」(川越市新富町)で5月14日、あさひ刀剣(大宮区宮町)が初心者向けの日本刀講習会「日本刀を知る会」を開講する。
当日は、あさひ刀剣社長の久津間俊平さんが講師となり、取り扱い方法や鑑賞の見どころ、判別方法などについて解説。参加者は刃部の特徴などを観察し、日本刀を実際に手に取って学ぶこともできる。
近年オンラインゲームやアニメの影響で日本刀に興味を持つ人が増え、博物館や美術館での企画展示も以前に比べて来場者が増えている。同店や展示会場では定期的に初心者講習会や研究会を開いているが、今まで以上に刀に親しむ人を増やすために企画した。
開催は、同店店主の平野翔一さんと久津間さんが共に川越市出身で、小学校からの友人ということで、久津間さんが声を掛ける形で決まった。
久津間さんは「ザ・ハーフの落ち着いた雰囲気は刀の講習会にマッチしており、歴史ある川越と日本刀講習会の相性も良い」と話す。「刃部の特徴などを観察し、自分の好みの日本刀を見分けることができるようになってほしい。近年は海外のコレクターによる購入も増えており、海外の人にも刀剣の知識が広まれば」とも。
開催時間は20時~。参加費は1,000円(テキスト付き)。定員10人。要予約。