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「埼玉県ヘルプマーク普及大使」任命式 川越市から2人任命

(後列左から)石川美紀さん、大野元裕知事、大谷美子さん。(前列左から)石井瞳さん、古川信行さん、駒崎広幸さん、福迫かずやさん。

(後列左から)石川美紀さん、大野元裕知事、大谷美子さん。(前列左から)石井瞳さん、古川信行さん、駒崎広幸さん、福迫かずやさん。

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 埼玉県で初めての「埼玉県ヘルプマーク普及大使」任命式が1月31日、埼玉県知事公館で行われ、大野元裕埼玉県知事から任命書と名刺を手渡された。

「埼玉県ヘルプマーク普及大使」任命式 川越市から2人任命

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 ヘルプマークは、義足や人工関節、内部障がいや難病、妊娠初期など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている人が、周囲に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成されたマーク。東京都で2012(平成24)年に作成したマークで、埼玉県では2018(平成30)年7月に導入し、普及に取り組んでいる。

 今回、ヘルプマークの一層の普及促進を図るため、県内在住の6人を「埼玉県ヘルプマーク普及大使」に任命。川越市からは大谷美子さん、石川美紀さんが任命された。

 線維筋痛症を抱える大谷さんは「私自身、見た目からは病を抱えているようには思われない。ヘルプマークの重要性をずっと訴えてきた。今後もさらに普及啓発に力を入れていきたい」と抱負を述べた。視覚障がいを抱える石川さんは「ヘルプマークがあることで、みんなが気付けて、みんなが思いやりを持てる。(埼玉県や川越市が)住みやすい街になってほしい」と述べた。2人は今後、SNSやウェブラジオ、講演などで普及活動を行う予定。

 ヘルプマークは各自治体で配布されている。川越市では市役所障害者福祉課(本庁舎1階)、障害者総合相談支援センター(U_PLACE3階)、健康管理課(総合保健センター1階)で配布している。

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