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蓮馨寺で「川越コーヒーフェス」 コーヒーファンが有名店の飲み比べ楽しむ

栃木・小山から参加した「Cafe FUJINUMA」は飲み比べにエルサルバドルのコーヒーを提供

栃木・小山から参加した「Cafe FUJINUMA」は飲み比べにエルサルバドルのコーヒーを提供

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 蓮馨寺(川越市連雀町)で12月11日・12日、「川越コーヒーフェスティバル2021」が開かれ、全国各地から参加した有名店のコーヒーを求める大勢の人でにぎわった。

2021年川越コーヒーフェス

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 穏やかに晴れて気温も上がった週末、境内には東北、九州、沖縄などの遠方からも含めた20以上のコーヒー店のブースが並んだ。事前にチェックした目当ての店に真っ先に向かう人、4杯分のテイスティングチケットをどの店で使おうかとじっくりブースを見て回る人などで早い時間帯から行列ができた。「遠くてなかなか行くことができないので、今日をとても楽しみにしていた」「そう言ってもらえて本当にうれしい」という来場者とコーヒー店スタッフの会話なども聞かれた。

 実行委員会の高綱さんは「昨年と比べて、外に出て人と触れ合うことに前向きになっている来場者が増えている気がした。天候に恵まれたことも大きいが、出店者からも来場者からも楽しかったとの声が多かった。この空間が好きで参加してくれたコーヒー店、このイベントを楽しみに待っていてくれた来場者とで、素晴らしい雰囲気ができあがっていたと思う」と話す。

 90分でコーヒーの資格が取得できる、事前申込制の「J.C.Q.Aコーヒーインストラクター3級検定」や、コーヒーやフードと共に楽しめるライブミュージックも昨年に引き続き開催。今年新たな試みとして、当日の一般参加が可能な「川越コーヒー大学presents世界レベルの利きコーヒーを体験・コーヒークイズ&カップテイスターズ」を実施。3種類のカップから1つだけ味の違うコーヒーを当てるもので、世界大会を実際に経験した選手が問題を再現し、競技会のルールにのっとって行われた。

 高綱さんは「年々注目度が増し、来場者が増えている。うれしく、ありがたいのと同時に、既に個人でできるレベルの限界に来ていることも実感している。今回も反省点や課題が多く見つかったので、今後はこのイベントに共感してくれる仲間や企業を多く集め、早い段階からよりよいフェスになるよう準備する必要性を感じた」と次回への抱負を語る。

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