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本川越に「もつ煮のまつい」2号店 自販機設置で夕食提案も

辛もつ煮「ゴジラ」

辛もつ煮「ゴジラ」

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 東松山のもつ煮専門店「もつ煮のまつい」(東松山市下青鳥)の2号店が11月15日、本川越(川越市中原町)にオープンした。

本川越に「もつ煮のまつい」2号店 自販機設置で夕食提案も

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 「味処まつい」が1987(昭和62)年に創業。当初、昼間は朝食・定食、夜は居酒屋として店を拡張してきたが、先代の社長が亡くなり妻の松井千代さんが事業を承継した。松井さんは「店の特徴を出したい」と、20年前からもつ煮専門店「もつ煮のまつい」として経営している。

 定番のメニューは「もつ煮定食」(890円)。同店のもつ煮は「肉を選び、秘伝のタレ(甘口・辛口)で長時間コトコト煮込んだこだわりの味」で、特に肉の鮮度や煮込み時間にこだわりがあるという。「新鮮な肉を使っているため、煮上がったときの食感が柔らかくプリプリになり、毎日平均5時間煮ることでトロトロになる」と松井さんは話す。店内では土産用のもつ煮(2人前1,100円)も販売する。

 しかしコロナ禍では感染防止策を遵守しながらの店舗運営が求められ、「購入したいが購入しにくい」「購入できない」「土産だけでも購入したい」などの声も客から寄せられるようになった。さまざまなニーズに対応し、今後コロナ禍のみならず継続的に購入できる機会を増やすことで、「一人でも多くの方に、まついのもつ煮を届けたい」と考えていた同店では、新たに自動販売機導入による「まついの夕食提案」を行う。店舗脇に自動販売機を設置し、ご飯やカット野菜を入れておくことで自宅でも気軽に同店のもつ煮が食べられるようにする。コロナ禍で課題だった密な接客対応も解消できるという。

 川越店について、松井さんは「郷土愛にあふれる川越で謙虚に頑張っていきたい。創業から味を変えずに作っているもつ煮を川越の皆さんにもぜひ食べてもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~20時。第3月曜と火曜定休。

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