食べる 見る・遊ぶ 買う

川越でマーケット「KODAWARIのいと」 感染症防止対策に工夫し開催

秋の訪れを感じさせる生花店「KONOHA」の植物

秋の訪れを感じさせる生花店「KONOHA」の植物

  • 1

  •  

 初雁公園(川越市郭町2)で11月3日、市内外からアンティーク、クラフト、フードなどのショップが集まるマーケット「KODAWARIのいと」が開催され、家族連れなど多くの来場者でにぎわった。

KODAWARIのいと

[広告]

 「こだわりをもつ人・もの・ことが集まり、交流することで皆が成長できる場所を創る」という理念を共有するさまざまなジャンルの出店者と共感する来場者との交流の場として発足し、今回が4回目となる同イベント。コロナ禍の下で開いた昨年の教訓を生かし、今年はさらに入場管理を徹底した。入り口で、場内の人数把握などを目的とした胸元に貼るシールを配布し、混雑状況により入場を制限。飲食店では混雑する時間帯に整理券を配布し、比較的混雑の少ない時間帯は自由に購入できるようにするなど、各店で独自の行列対策を取った。

 当日は朝から快晴で、この時期としては気温が高く、絶好の行楽日和となった。緊急事態宣言が明けて久しぶりに開催された屋外でのイベントに、家族連れやペット連れなど多くの人が集まった。会場では雑貨や飲食などを販売したほか、多数のワークショップを開催。ペーパーアイテムを扱う「mameritsuko」では来年のカレンダー作り、ワークショップなどを開催している「CHATOY」ではカラフルなマスキングテープを巻いてオリジナルの笛を作る「ふえコラージュ」などのキッズワークショップを実施し、大人から子どもまで大勢が参加した。

 実行委員会の住吉さんは「来場者も出店者も、皆さんが笑顔あふれ楽しそうに過ごしている様子を見て、とても幸せな気持ちになった」と話す。「出店者から『気持ちの良い場所で、皆さまに多くの交流を楽しんでいただくことができ、とても素晴らしい一日を過ごすことができた』との感想を聞いて、出店者も来場者もイベントそのものも年々成長していることを実感している」と振り返る。

 「2500枚用意した胸元に貼るシールは14時頃には無くなり、その後も来場が続いたので、3000人ほどお越しいただいたのでは。行列対策や人数管理に協力いただき、感謝の気持ちでいっぱい。一定の効果はあったと思うが、まだまだ課題もあるため、来年に向けてより良い場になるように検討したい」と次回への抱負を語った。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース