川越の中心市街地商店街の空き店舗を、出店を希望する新規開業者に貸し出し経営指導などを行って独立開業を支援していく「チャレンジショップ」事業が現在、期間限定で出店者を募集している。川越市が委託し、まちづくり川越(川越市新富町)が推進する。
応募資格は、将来川越市内で独立開業の意思があり、これまでに店舗を持ったことがなく、自身で事業を管理できること。飲食や食品販売は必要な設備がないため出店できない。出店場所は川越市元町1丁目。保証金として契約時に10万円は必要だが、賃料は無料。
まちづくり川越の業務企画部の羽根川慎次長は「コロナ禍で増加してきている空き店舗対策の一助として、まちを活性化するために実施する事業。川越の中心市街地で店舗開業を目指したい方が一歩踏み出す機会として、応募していただければ」と話す。
応募方法は応募用紙と履歴書に必要事項を記入し、まちづくり川越へ郵送または持参。応募用紙はまちづくり川越事務所で入手できるほか、ホームページでダウンロードもできる。応募締め切りは7月21日。審査方法は、1次=書類審査、2次=面接審査。出店期間は9月から5カ月間程度。