川越でイチゴ狩りや野菜の生産直売も手掛けるカフェ併設の農園「@(アット)ファーム」(川越市今福)が6月15日、川越の和菓子店「菓匠右門」(石田)と共同でサツマイモの植え付け体験を行った。
川越の農園・アットファームで「菓匠右門」が川越産サツマイモ栽培
約7000平方メートルのサツマイモ専用農地の一部に右門専用区画を設け、右門の芋菓子「いも恋」の原材料として使うためのサツマイモを栽培する。
右門のスタッフも植え付け前の土づくり作業から参加。当日はアットファームと右門のスタッフの総勢14人で植え付けを行なった。今回植え付けたサツマイモは、10月末ごろに収穫体験会を行い、収穫したサツマイモは右門の芋菓子として店頭に並ぶ予定。
アットファーム広報担当の谷口さんは「生産者と製造者がタッグを組み、栽培から収穫、製造まで新しい形でのコラボレーションが実現した。川越を代表する銘菓をさらに引き立て、地域の活性化にもつながる『地産地消』の新たな取り組み。今後の展開に期待してほしい」と話す。
今後も専用農地を拡大し、品種や大きさなどにこだわり商品に適したサツマイモ栽培を引き続き共に行っていくという。