川越市とラジオ川越を運営する小江戸FM(川越市脇田町)が5月17日、「災害時緊急放送に関する協定」を結んだ。
川越市役所で行われた調印式には、小江戸FMの間中繁孝社長と加藤貴博放送局長が出席。川合善明川越市長と間中社長がそれぞれ協定書に署名した。今後は川越市から届く災害情報を「災害時緊急放送」としてラジオ川越で放送していく。
川合市長は「川越市では現在、防災無線で情報を発信しているが、災害時に聞き取りにくいという声があった。災害情報をFM局で放送できれば、クリアに情報を届けることができるので大きな効果に期待している」と話す。
間中社長は「開局から24時間電波が途切れないように放送を続けている。災害時には市民の皆さまへ情報を届ける有効な手段として効果を発揮していきたい」と意気込みを見せる。
周波数は88.7メガヘルツ。