6月に開業した川越駅西口の複合施設「U_PLACE(ユープレイス)」1階に7月22日、ブルワリー・レストラン「COEDO BREWERY THE RESTAURANT」がオープンした。経営はクラフトビールブランド「COEDO」の「株式会社協同商事コエドブルワリー」(川越)。
醸造所を併設した新業態のレストランで、作りたての無ろ過のビールをはじめ、全てのコエドビールをたる生で提供する。
日本は酒税法によりビール工場設立の難易度が高い中、同店は「ブルワリーのあるまちづくりの共創」をコンセプトに掲げる。同社カスタマーコミュニケーションチームの原田康平さんは「街なかにブルワリーがあることは珍しいこと。川越の皆さんに誇りに思ってもらえるような店を目指す」と話す。
フードメニューは中華料理をベースに、地域の食材とオーガニックの野菜を取り入れ、ビールに合った料理を提供する。
営業中は扉を全て開け、外の風を感じられるようにしている。扉を開けることで換気を行うことができ、新型コロナ感染症対策を兼ねる。その他の対策として、入店時の検温・アルコール消毒を行い、密にならないよう席を案内している。
今後は生ビールを専用容器「グロウラー」でテークアウトできるようにする予定で、店で気に入ったビールを自宅やホテルで飲めるようにする。
ランチメニューは、ウイークデーランチ(900円)、ランチセット(1,500円)を用意。コエドビールは毬花・白・瑠璃(以上450円~)、伽羅・紅赤・漆黒(以上500円~)。
営業時間は11時30分~22時。(月曜~金曜は15時30分〔ラストオーダー〕~17時休み。)