「マツザキ U-PLACE川越店 standing bar matsuzaki」が6月27日、川越駅西口の複合施設U-PLACE(川越市脇田本町)にオープンした。酒販店マツザキが「いろいろなお酒を少しずつ飲みたい」「お酒を試飲してから購入したい」というニーズに応えるため出店した。
「お酒は常に新鮮なものを用意し、味の魅力を最大限に伝えることで本当のファンづくりを目指す」という。「飽きることなく、酔いすぎずに、ピークにおいしい状態のお酒を提供する」ため、1杯の量は60ミリリットル(300円~)。たくさん飲みたいという要望にはお酒を卸している近隣の居酒屋を紹介して対応する。「これまで川越に助けられてきた分、地域の案内役を担っていけたら」と専務の松崎裕大さんは話す。
敢えて焼き鳥などの定番メニューがないのは、地元の居酒屋を紹介することで地域活性化につなげるため。フードメニューは、料理研究家で日本酒ディレクターの田中順子さんがプロデュースした、フルーツを利用した料理を用意。「フルーツを利用した珍しい料理だが、日本酒との組み合わせは抜群」と胸を張る。
新型コロナ感染症予防のため常時換気と人数制限を行い、スタンディングバーでありながら3密を回避。店内の消毒に使用する高濃度エタノール製品は自社で製造している。
営業時間は11時~23時。