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川越蓮馨寺で「棋聖戦第2局」 井山棋聖と河野九段が対局、関連イベント多数

井山裕太棋聖と河野臨九段

井山裕太棋聖と河野臨九段

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 川越の蓮馨寺(川越市連雀町7)で1月20日・21日、囲碁の「第44期棋聖戦第2局」が開かれる。

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 同市で棋聖戦が開催されるのは今回で3回目。対局は7番勝負のうち2局目、井山裕太棋聖に河野臨九段が挑む。囲碁界史上初の七冠達成を果たした井山棋聖は、賞金ランキング8年連続1位、国民栄誉賞受賞など、前人未到の記録を打ち立て続けている。対する河野九段は初の棋聖獲得を目指す挑戦者で、熱戦が期待される。棋聖戦対局は同寺本堂で、昼食休憩後対局再開時から観戦することができる。

 対局前日の19日には、関連イベントとして同寺講堂で「igoキッズフェスタ」を開催。小学生などを対象に、指導者による囲碁入門講座や自由対局を行う。午後は「百面打ちフェスタ」を予定。武宮正樹九段、金秀俊九段、平田智也七段、平本弥星六段、平野則一五段、大澤奈留美四段、大西研也四段、中山薫三段、広瀬優一三段らプロ棋士から、多面打ち指導碁を受けることができる。夜には「前夜祭」として、小江戸蔵里「八州亭」(新富町1)で、対局激励とプロ棋士との交流が中心となる立食パーティーを行う。百面打ち参加棋士の他、井山裕太棋聖、河野臨九段、青木喜久代八段、安斎伸彰七段の参加がある。

 対局1日目には「プロ棋士による指導碁」を実施。酒井真樹九段、金秀俊九段、青木喜久代八段、安斎伸彰七段の指導を受けることができる。2日目には金秀俊九段が解説、大澤奈留美四段が聞き手となって「大盤解説会」も行う。

 主催の「川越igoまち倶楽部事務局」担当者は「囲碁のタイトル戦の中で最も権威あるものの一つ『棋聖戦』。その開催機運を盛り上げるため、広く一般の囲碁愛好家の皆様に参加いただける、さまざまな囲碁イベントを用意している。特に前夜祭は、両対局者をはじめとする10人以上のプロ棋士が参加し、親しく交流できる。参加者全員に棋聖戦記念の扇子を進呈するほか、抽選で棋士直筆の色紙が当たる。この機会に多くの皆さまに参加いただき、楽しんでいただきたい」と話す。

 対局観戦、関連イベントは全て事前予約制(先着順)。「igoキッズフェスタ」の開催時間は9時30分~11時30分、参加費500円。「百面打ちフェスタ」は13時20分~14時50分、15時5分~16時35分。参加費は2,000円。「前夜祭」(立食パーティー)は18時~20時。同5,000円。「対局観戦」は両日共、12時30分~13時10分。参加無料。「プロ棋士による指導碁」は13時30分~14時50分、15時10分~16時30分(指導碁は申し込み終了)。「大盤解説会」は14時~18時。参加費は1,500円。申し込みは「川越igoまち倶楽部」のホームページ「棋聖戦関連イベント」申し込みフォームで受け付ける。

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