川越スカラ座(川越市元町)で11月17日、弁士・伴奏付き無声映画「キートンのセブンチャンス」「チャップリンの移民」上映会が開かれる。
「キートンのセブンチャンス」は1925年のアメリカ映画。1916年にブロードウェーで上演された同名のコメディーが原作。バスター・キートンが監督と主演を務めた名作。テーマは「結婚」。日本では1926(大正15)年に公開されている。出演はルース・ドワイヤー、ロイ・バーンズほか。
「チャップリンの移民」は1917年のアメリカ映画。監督・脚本・主演をチャップリンが務めるミューチュアル社の11作目。移民船で知り合った貧しい男女を描く。エドナ・パーヴィアンスが移民の女を演じてる。
同館では2014(平成26)年から不定期で弁士・伴奏付き無声映画の上映会を開いており、今回で17回目。企画・制作・提供するオフィス・アゲインは、弁士の語りと和洋合奏による伴奏音楽で無声映画を広める活動を各地で行っている。弁士はハルキさん、ピアノ演奏を新垣隆さんが務める。
同社の松田さんは「世界を席捲(せっけん)した喜劇王の競演、コメディー映画豪華2本立て。ハルキさんの活弁、新垣さんの即興ピアノ生演奏を楽しんでほしい」と来館を呼び掛ける。
17時45分開場、18時上映開始。上映時間は56分と18分。料金は、前売り=2,100円、当日=2,600円。全席指定。前売り券は同館窓口で販売。メールでも受け付ける。前売り券で完売の場合、当日券は販売しない。