川越に8月4日、羽根付きたい焼きを提供する和カフェ「純な」(川越市新宿町)がオープンした。場所は川越市立川越高校の前で、交差点の角。
看板メニューは、東京・埼玉の人気たい焼き店で修業した職人らが焼き上げるという「たい焼き」(220円)。中はもっちり、外はパリパリの羽付き生地に、北海道産小豆を使った自家製粒あんが入る。粒あんのほか、こしあん、カスタード、季節あんもそろえる。
店主は、「純粋な気持ちを忘れない」をコンセプトに、朝霞・大宮・川越で和菓子コミュニティー「純な」を展開している高橋卓さん。たい焼きの世界に足を踏み入れて11年になるという。
同店は「たい焼き」の他にも、職人が丁寧に練り上げた自家製の「わらび餅」(500円)や、木曽の湧き水を使った柔らかい団子をつぶした「長もち」(130円)などを並べる。
これらの商品は、イートインで楽しむこともできる。13席あるカフェスペースには、「純な」セレクトの本も置く。
ドリンクメニューにもこだわる。毎月セレクトした豆を使うひきたてのコーヒー(アイス・ホット各450円)、深いりと中いりのブレンド豆を使った「純なラテ」(500円)など。ラテは、専門スタッフがいる日はラテアートにすることも。ドリンクは甘味とセットで50円~100円引きとなる。
高橋さんは「和菓子・音楽・本・雑貨の奏でる、ゆるやかで柔らかい空間を作っていきたい。地元の人をはじめ、多くの方に愛される店になれれば」と話す。
営業時間は10時からで、無くなり次第終了。