本川越駅近くに6月28日、「スーパーホテル埼玉・川越」(埼玉県川越市新富町)がオープンした。経営は丸広百貨店100%子会社のマルエム。スーパーホテルとフランチャイズ契約を結び、新たにホテル事業を展開する。
スーパーホテルは、「ナチュラル、オーガニック、スマート」を基本コンセプトとするビジネスホテル。
年間700万人を超える観光客が訪れる川越は、2020年の五輪開催地として決定していることもあり、今後も訪日外国人を含む遠方からの宿泊ゲストの増加が見込まれる。同ホテルは、そうした川越の宿泊需要を取り込み、ビジネスマンのみならず、女性客や観光客の要望にも応える工夫を凝らす。
建物は地上9階、地下1階、客室数は104室。全室50インチの液晶テレビと150センチ幅のワイドベッドを標準装備。天然温泉「赤城の湯」も備える。バイキング形式の朝食では、育てる土からこだわった有機野菜や、焼きたてパンを提供。室内は、天井や壁にケイ藻土やケナフクロスなどの天然素材を使用。他にもオーガニック仕様のアメニティー、健康スリッパ、8種類の枕から自分に合ったものを選べる「ぐっすりコーナー」などを備える。
女性1人でも気軽に利用できるよう、女性専用のレディースルーム・レディースフロアを完備、女性向けアメニティーも提供する。
無料駐車場は80台。敷地内16台、敷地外64台(徒歩2分)丸広百貨店駐車場提携。