川越の揺光山最明寺(川越市小ケ谷)で4月2日~8日、「LIGHT IT UP BLUE KAWAGOE」が開かれる。
自閉症・発達障がい啓発のための同イベント。世界中の観光名所や施設が青く照らされ、啓発活動に努める。青には癒やし、希望、平和などの意味合いがあるという。青い光りを通じて、障がいを持つ人々への日常生活での理解を深めることを目的としている。
地域障がい者支援施設「あいアイ美術館」とコラボレーション。知的障がい者が描いた青をテーマにした作品100点以上を本堂に展示する。
7日はチャリティーライブを開催。埼玉県出身のアーティストが集結。2005年、年間シングルチャート1位の「青いベンチ」を歌うサスケ、多国籍バンドNuevo Color、川越クリアーズwithみほとけが出演。当日は、各出演者が青の衣装で演奏を披露する。収益の一部は、自閉症・発達障がいの支援団体へ寄付。6日には、青く光る本堂で座禅・ヨガ体験も予定。期間中はライトアップも行う。
担当の千田さんは「当寺は、地元の人々と協力しながら支援の輪を広げている。地域コミュニティーの中心だった寺院だからこそできることを追求。この青い光が本当に助けを必要としている人の元へ届くことを切に願う」と話す。
ライトアップ=17時~22時(雨天決行)、座禅・ヨガ=6日17時~19時(3,500円)。
ライブ(7日)は入れ替え制。Nuevo Color=15時~15時45分、川越クリアーズwithみほとけ=16時30分~17時30分、サスケ=18時30分~19時30分。(各2,000円)。
絵画展示=10時~22時(入場無料)、(2日のみ17時から)。