ウェスタ川越(川越市新宿町)小ホールで3月16日、「小江戸川越-奏-コンサート」が開かれる。主催はオトムスビ。
「ピアノ連弾で巡る旅」と称した同イベント。国や地域を題材としたクラシックの作品を通して、ヨーロッパからアメリカ、おとぎ話の世界から原始的な島、宇宙までを巡る一つの旅をイメージして演奏を披露する。ピアノ奏者は斉藤美樹さんと吉田太郎さん。
オトムスビは主に埼玉県川越市内に拠点を置き、地域企業との連携を図りながら、定期的にコンサートを開催。「小江戸川越コンサートシリーズ」では川越の着物文化に注目。アーティストが着物を着て演奏したり、和装割引を導入したりしている。コンサートを通じて、川越の店や企業、地域の人同士の「結び(ムスビ)」を、より一層深くすることを目標に活動している。
当日のピアノ奏者でオトムスビ代表の吉田さんは川越高校音楽部卒業。めんどり文庫主催「音楽とお話しの会」、サニーサイドゴスペルクラブ川越、埼玉県立川越高校音楽部OB合唱団カンフォーラなど、ピアニストとして演奏活動を行っているほか、コンサートプロデュースにも力を注いでいる。
プログラムは、アイネ・クライネ・ナハトムジーク、ハンガリー舞曲第5番、リベルダンゴなど。
ピアノ奏者の斉藤さんと吉田さんは「小江戸川越を中心にクラシックコンサートを展開している。今回は『ピアノ連弾で巡る旅』をテーマに、クラシックの作品で世界の国々を巡る旅へ招待する。ヨーロッパから、はたまた宇宙まで、すてきな旅の時間を一緒に過ごせたら。ぜひ来場を」と呼び掛ける。
19時開場、19時30分開演。チケットは、大人=3,500円(前売り=3,000円)、学生=2,500円(同=2,000円)、中学生以下無料。全席自由。