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ウェスタ川越で「春一番コンサート」 アシッドマンとIMO楽団が会場沸かす

イベントの様子

イベントの様子

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 ウェスタ川越(川越市新宿町)大ホールで3月9日、「川越春一番コンサート2019 ACIDMAN&IMO楽団」が開かれた。主催は川越いもの子作業所。

 テーマは「障がいのある人が安心して働き暮らせる街は災害に強い街」。災害時の地域連携と災害弱者である障がいのある人たちへの理解を目的としている。

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 コンサートは2部構成。1部では同作業所で結成されたロックバンド「IMO(アイエムオー)楽団」が演奏を披露。「ラッパスイセン」「雨ニモマケズ」「四つの階段」「雪の朝2018」「笑顔の君はピカピカに光って」「君のままでこの場所で」などを、ダンスを交えて合唱。各曲の前には、同作業所のメンバーが障がい者が社会にでて働くことの意味、一人になって直面した苦しさ、そこから救われたエピソードなどを朗読。楽曲に込めた思いを伝えた。

 「君とジャンプ」では、メンバー全員がステージでジャンプ。ラストに「川越ここが私の街」を合唱。会場からは大きな拍手が送られた。同イベントは毎年開催。来年は3月7日を予定。「来年もまた会いましょう」と約束するメンバーの声が会場に響くと、会場から再び大きな拍手が沸いた。

 2部は「ACIDMAN(アシッドマン)」のライブ。アシッドマンは、川越市出身の大木伸夫さんがボーカルとギターを担当するロックバンド。ライブが始まると客席は総立ちに。「愛を両手に」などを披露。アンコールにも対応し熱唱。会場は熱い空気に包まれた。

 会場では、同作業所のパンや煎餅などの手作り品も販売。コンサートのお土産に購入する来場者もいた。

 同作業所は、「川越市にひとりぼっちの障がい者をださない」「成人期、障がいのある人も、地域の中で発達・成長できる社会を目指す」などの理念を掲げ1987(昭和62)年に発足。障がい者が木工やアルミ缶のリサイクル作業、食品製造などの仕事に取り組んでいる。芸術活動を行うStudio IMOを2013年に始め、絵、歌、ダンスなどを通じ、自分たちの思いを伝えている。同楽団は「障がいのある人の思いをロックでつづるバンド」として活動している。