東洋大学川越キャンパス(川越市鯨井)で間もなく巨大植物「アオノリュウゼツラン」が開花する。
植えられた時期は不明だが、1993年1月に大きな株になっている写真が見つかり、現在まで25年以上経過していることが分かっている。
アオノリュウゼツランは1世紀に一度花を咲かせ枯死するといわれているが、日本では30年~50年の一生に一度咲くとされている。メキシコ原産の常緑多年草で、庭園で栽培されたり、野生化している。数十年かけて成長した後、開花2カ月前ごろに花茎を伸ばし始める。約5メートル以上に成長し、薄黄緑色の花を咲かせ、結実後に枯れる。
担当者は「アオノリュウゼツランの開花は一生に一度見ることができるかどうかの貴重なもの。当キャンパスでは森林の保全・活用の活動も行っており、珍しいニホンミツバチが巣を作っている様子なども見ることもできる。近隣の方をはじめ、多くの人に見ていただければ」と話す。
開花予測日は7月15日~25日ごろで、開花期間は半月ほどの予定。7時30分~17時まで一般公開も行われる。予約不要。