ところざわのゆり園(所沢市上山口)が6月2日、6月中旬~7月上旬に見頃を迎える50種・約45万株のユリの開花に伴い営業を開始する。
園内には早咲きの「すかしゆり種」(コンバット、アルガーブ、ブルネロなど)と遅咲きの「ハイブリット種」(イエローウイン、アルマータ、ゾゴラなど)の黄、桃、赤、白、橙色とさまざまなユリが咲き、優雅な香りにあふれた癒やし空間を演出するという。園内には自由に見て回れる「自然散策コース」と体の不自由な人や高齢者向けの「らくらく鑑賞コース」も用意する。
5色のユリが一面に広がる「五色の丘」、高いところからユリを望める「見晴の丘」などが見どころで、園内各所には休憩スペースも用意され、ゆったりと森林浴を楽しめる。園内休憩所(2カ所)では、珍しい「ゆり根の天ぷら」も提供する。
小型犬専用の無料ドッグランや木陰のお休み所も新設され、営業期間中にフォトコンテストや市民まつりの開催も予定している。市民まつりでは、所沢市のイメージマスコット「トコろん」の登場や焼き団子の販売、音楽ライブ、埼玉県立所沢高校吹奏楽部による公演も予定する。
営業期間は6月2日から7月8日(予定)。時間は9時~17時(最終入園は16時半)。入園料は、大人(中学生以上)=1,100円、子ども(4歳~小学生)=350円。ゆり園と掬水亭日帰り入浴「狭山の茶湯」のセットプランや60歳以上の男女ペアが利用できる「シニアカップルプラン」なども販売。