西武鉄道所沢駅東口に3月2日、商業施設「グランエミオ所沢」(所沢市くすのき台)がオープンする。埼玉西武ライオンズとコラボレートしたキッズトイレや同駅改札内と店舗を結ぶ改札口を新設し、利用者の利便性向上を図る。
同施設には、西武線沿線初出店の37店舗のほか、幅広い世代から支持を集める「ユニクロ」など77店舗が出店。1階の食品日用品フロアの面積は所沢エリア最大規模となる約2800平方メートル。
観戦チケットやオフィシャルグッズを販売する「ライオンズストア」、セレクトショップや食の専門店のほか、パスポートセンター、公共サービス機関など幅広い業種を集積。各フロアにレストスペースを設け、2階のノースプラザは季節催事やイベントなどの交流スペースとしても活用できるようにする。
3階には空間全体を球場に見立てたキッズトイレを用意。埼玉西武ラインオンズのイメージカラーであるレジェンドブルーを基調とし、マウンドをイメージした床、壁やトイレのドア取手部分にボールやバットを添え付けるなど随所に球場の演出を施している。
同チームに所属する秋山翔吾さんは「キッズトイレが設置されることによって、子どもたちにもっとライオンズを知っていただけるので、野球観戦の時と同じワクワク感で、ご使用いただければ」とコメントする。
同施設のオープンは、所沢駅東口駅ビル計画の第1期。第2期は同駅線路上空の商業店舗などと南側の改札の新設を計画。2020年夏ごろの完工を予定している。