川越氷川神社(川越市宮下町2)で7月1日から、「川越氷川神社 縁むすび風鈴」が始まる。
「縁結びの神」として信仰を集める同神社で「天の川に恋の願いが届くように、また夜の神社でひとときの涼を楽しめるように」と2015年から開催している同イベント。昨年は30万人以上が訪れた。
シンボルエリアとなる「縁むすび風鈴回廊」では、彩り豊かな2000個以上の江戸風鈴に、参拝者が願いを書いて木の短冊を結ぶ。短冊は後日、奉納される。
境内では期間中、同神社の社紋をあしらった短冊を付けた無色透明の風鈴が並び、ほかの縁むすび風鈴とは異なる趣を持つ「風鈴小路」も設置する。
このほか、同神社に古くから伝わる「光る川の伝説」にならい、境内の小川を「天の川」に見立てて光を灯す「光る川」も行う。「竹毬(たけまり)風鈴オブジェ」としてLEDライトを仕込んだ竹毬を境内に設置し、光と影で空間を演出する。
舞殿では、巫女舞(みこまい)、おはやし、和楽器などの奉納芸能も予定する。
開催時間は9時~21時。「光る川」ライトアップ点灯時間は19時~21時。9月10日まで。