川越市役所近くに6月1日、カフェ「Coide(コイデ)」(川越市大手町)がオープンした。
「幼稚園から川越育ち」という小出さとみさんが店主を務める同店。店名は名字から名付けた。
小出さんは「オープンまでの準備期間は、コーヒー豆のブレンドに時間を掛け、出したい味が出せるまで試行錯誤した」と振り返る。
メニューは、「豆の風味を大切に、飲みやすい一杯」というコーヒー(400円)をはじめ、地元パン店の「ブレッドマン」(川越市東田町)が薄皮で仕上げる手のひらサイズの「あんぱん」(100円)など。ビール、ワイン(以上、500円)も用意する。
8時~11時限定メニューの「モーニング」(600円)は、コーヒーに、トースト、チャバタ、ゆで卵、サラダがセットで付く。ランチタイム(11時~14時)は、日替わりメニュー(800円)を提供する。
「日替わりランチは当初、男性客が多いと見込んで、ショウガ焼きなどボリューム重視のメニューを提供していたが、実際は女性客が多かったため、今はタラのホイル焼きなど女性受けするメニューを提供している」と小出さん。
「土日祝日は地元民だけでなく、市役所の駐車場を利用する観光客も多い。モーニングを食べて観光に出掛ける人が店内で地元民と交流している様子も見られる。そういう場づくりも大切にしたい」とも。
営業時間は8時~17時。