川越市内で10月1日、「川越いも茶」の販売が開始された。販売元は公益社団法人小江戸川越観光協会。内容量は500ミリリットル。価格は期間限定で150円(来年3月31日まで)。
同商品は川越市にあるサツマイモ料理店「いも膳」との共同で開発された。使われているサツマイモ「紅赤」は規格外のものができやすく、収量が安定しない。「いも膳」ではこの余分に採れた規格外の紅赤を使ってお茶として出していたが、より多くの人にサツマイモを使ったお茶を知ってもらう目的で、ペットボトル入りのいも茶を販売するに至った。
ペットボトル入りの冷たいお茶として商品化するにあたって、すっきりとした後味を強調するため黒部の水を使用している。「最初は川越市の地下水を使用することも考えたが、すっきりとした味わいにするには黒部の水が一番合っていた」と小江戸観光協会の加藤忠正さんは語る。
販売店は公益社団法人小江戸観光協会(川越市元町1)、いも膳(小室15)、鍛冶小町堂(幸町1)、弓削多醤油(坂戸市多和目475)。順次販売店舗を増やしていく予定。