ウェスタ川越2階リハーサル室(川越市新宿町1)で2月4日、川越市指定文化財に登録されている「南田島の足踊り」が披露される。主催は同施設の管理運営を行うネクスト。
市の文化財保護担当者は「川越でよくある囃子(はやし)は顔にオカメとヒョットコのお面をかぶって演じる。南田島の足踊りは演者があおむけに寝て、両手両足を高く上げて、足先にお面をかぶせて人形を操って演じるのが特徴」と話す。両手両足を長時間にわたり上げ続けるため体力が必要で、「人形劇のような世界観が他の囃子と一線を画している」という。
南田島の足踊りを世界へ広める目的で行われる今回の披露。担当者は「SNSで、写真や動画、感想を積極的に発信してほしい」と呼び掛ける。
開場は13時30分、開演は14時。入場無料。