川越経済新聞の2025年PV(ページビュー)ランキング1位は、川越市内初の「キャロットケーキフェス」の開催を伝える記事だった。
年間ランキングは今年1月1日から12月11日までに配信したニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 川越で「キャロットケーキフェス」 全国から個性的な商品が一堂に(9/22)
2. 西武本川越ペペ、2026年1月で営業終了へ 沿線価値向上に向け再構築(12/8)
3. 川越・蓮馨寺で「コエド芋パーク」 全国のサツマイモグルメが一堂に(2/4)
4. 川越・一番街にフレンチレストラン「ルパ」 ホテル出身シェフが独立開業(5/20)
5. 川越・アトレマルヒロ「屋上ビアガーデン」営業開始 昭和レトロをテーマに(5/02)
6. 川越・クレアモールに「アクアパーク川越」 魚や爬虫類などを展示(4/18)
7. 西武本川越ぺぺで「お肉フェスティバル」 川越中心に県内15店舗出店(9/30)
8. 川越にジェラート店「リビスコ」 松本醤油とコラボの川越限定メニューも(5/8)
9. 川越クレアパークで「クリスマスクラフトマーケット」(12/8)
10. 川越で「キャロットケーキフェス」 グルテンフリーなど健康志向の商品も(10/7)
仙波東照宮(川越市小仙波町1)で開催されたキャロットケーキの祭典を伝える記事が1位となった。通称「キャロケ」と呼ばれる人気スイーツの店が全国から集まり、開場から1時間で売り切れる店舗も出るほどの盛況。当日のリポート記事も10位にランクインし、関心の高さを示した。
2位は、西武本川越ペペの営業終了を知らせた記事。終了後の展開は未定ながら、掲載後わずかな期間でアクセス数が急伸し、地域住民の関心の強さがうかがえた。3位は、蓮馨寺で開催されたサツマイモイベントの記事。「川越いも」の文化を広めたいとの思いから始まった取り組みで、当日は28店が出店した。
4位のフレンチレストラン「ルパ」は、オープンから2カ月のタイミングで掲載した記事がランクイン。シェフの牛田さんが「気軽に楽しめるフレンチ」を掲げた店づくりが話題となった。5位のアトレマルヒロ「屋上ビアガーデン」は、昭和レトロをテーマに展開。6位以降も商業施設やイベントのニュースが続き、川越の街のにぎわいを反映する結果となった。
川越で初開催となったキャロットケーキフェスが1位を獲得した一方、長年親しまれてきた商業施設・西武本川越ペペの営業終了ニュースが大きく順位を伸ばした。街の新たな盛り上がりと、変わりゆく風景への関心が共に表れたランキングとなった。
川越経済新聞では今後も地域の新しい動きを伝えていく。