川越の和菓子店「紋蔵庵(もんぞうあん)」(川越市古谷上)が4月3日、「抹茶どらやき」の販売を期間限定で始めた。
4月4日の「4合わせ(しあわせ)どら焼の日」にちなんで、生菓子タイプのどら焼きを毎年販売していたが、日持ちせず賞味期限が当日限りの商品だったため、常温保存が可能で日持ちする商品として考案した。
パンケーキのような食感の生地と濃厚な抹茶味のあん、抹茶バタークリームを合わせ、「あんが苦手な人でも楽しめるようにした」という。中に挟むあんとの相性も考え、生地の配合を変えることで、他のどら焼きよりも厚みがあり、ふわふわとした食感が楽しめるという。
商品開発の担当者は「どら焼きの日は、4月4日の4と4を合わせて『幸せ』、3月3日(桃の節句)と5月5日(端午の節句)に挟まれた日で、あんを間に挟む『どら焼き』の日になったという。家族や親しい友人との『幸せ』な時間のお供に楽しんでいただければ」と話す。
価格は291円。販売は5月初旬まで