埼玉川越総合地方卸売市場の生鮮漁港川越(川越市大袋)で3月3日、ひな祭りイベントが開催される。
日本の伝統的な祭りと魚食文化を広げたいという思いで企画された同イベント。売り場では、ひな祭りの飾り付けも行う。生本マグロの解体ショーでは、おろしたマグロをその場で、柵で販売する。今回はより多くの人に食べてもらいたいという思いからにぎりずしも提供。自宅ですし体験ができる「ちらしずしキット」「にぎりずしキット」「手巻きセット」や、より手頃に味わえる「カップずし」「いなりずし」「チラシずし」も用意。鮮魚対面コーナーではハマグリも販売する。
企画した古賀商店の大畑孝雄さんは「ひな祭りといえば、ちらしずしやはまぐりの吸い物を食べる風習があるが、このイベントでより魚介類をおいしいと感じてもらうきっかけにしていただき、少しでも魚食文化に広がりを持たせられたら」と話す。
マグロの解体ショーは11時開始予定。