フードコート「縁結び横丁」や宿泊施設「Hatago COEDOYA(はたごこえどや)」が入る立門前第一ビル(川越市連雀町)の前に10月、巨大なサツマイモのオブジェが設置された。
オブジェを設置したのは、川越の地域活性化事業を手がけ、同ビルを管理するTKM。川越の発泡スチロールアーティスト、ヤジマキミオさんが制作した。10月2日に設置し、その後も微調整を重ねながら10月14日の川越まつりの日にお披露目した。
同社営業部長の森貴史さんは「県外に『川越芋』の加工品を売り出す際、サツマイモが川越の名産ということが意外にも認知されていなかったことが設置のきっかけ。観光客に写真を撮って拡散してもらい、対外的に分かりやすくアピールするのが狙い」と話す。
オブジェには、ヤジマさんがみんなの幸せを祈ってハートのくぼみを入れている。「カップルや仲の良い友達でハートマークに合わせて、互いの手でハートサインを作ったポーズなど、皆さん工夫して撮影している」と森さん。観光客の反応を喜ぶ。
オブジェはキャスターを取り付けて移動可能。2024年2月に蓮馨寺で開催予定の「コエド芋パーク」への「出張」も決まっている。