川越市内を中心とした約50の事業者が集まるイベント「かわごえピクニック」が9月9日、ウニクス川越(川越市新宿町)にぎわい広場で初開催され、大勢の人がワークショップや買い物、飲食を楽しんだ。
川越で「かわごえピクニック」 現役選手による子どもサッカー教室も
前日の台風の影響で朝方に雨の残る当日、飲食店やハンドメードショップなどが一堂に集まり、来場者を迎えた。川越からJリーグを目指す「COEDO KAWAGOE F.C」所属の現役選手が指導する小学生向けのサッカー教室や、入り口に設置した高さ4メートルの巨大サッカーダーツなど参加型のアクティビティーを実施し、終日、にぎわいを見せた。
「魅力ある川越の店をもっと身近に感じて楽しんでほしい」と企画した同イベント。地元サッカーチームを応援する出店者がユニホームを着たり、店頭に飾ったりしたほか、サッカーボールをかたどったパンやクッキーを販売する店もあった。
サッカー関連のアクティビティーのほか、川越eスポーツ協会による「ぷよぷよeスポーツ体験会」、竹を使った万華鏡や缶バッジ作り、占い体験など、特設会場や事業者のブースで、さまざまなワークショップが開かれ、子どもから大人まで多くの人が参加した。
実行委員会担当の藤川さんは「過去2回にわたって悪天候により、やむなく中止となったが、多くの方々に協力いただき、今回、無事に開催することができてホッとしている」と話す。「午前中は一時雨が強まる時間もあったが午後にはやみ、ウニクスの情報によると約4000人が来場した。今後につながるイベントの第一歩を踏み出せてうれしい」とも。
藤川さんは「川越と南古谷のウニクスを会場に、今後も定期的に開いていく予定。近所の公園にピクニックに行くような、そんな気軽な気持ちで楽しんでもらえ、皆さんに川越の魅力を改めて感じてもらえるイベントにしていきたい」と意欲を見せる。