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川越からJリーグへ 「COEDO KAWAGOE F.C」2023年シーズン開幕

円陣を組む「COEDO KAWAGOE F.C」のメンバー

円陣を組む「COEDO KAWAGOE F.C」のメンバー

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 4月から埼玉県1部リーグ(Jリーグ7部相当)を戦う「COEDO KAWAGOE F.C」の2023シーズンの公式戦スケジュールが決まった。

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 2020年にクラブを設立し、2021年シーズンに川越市2部リーグ優勝し昇格。昨シーズンは川越市1部リーグで優勝し、埼玉県3部リーグへ昇格を決定していた。2月には将来のJリーグ加盟を見据え、埼玉県加須市からJリーグを目指していた「Saitama east SV」(埼玉県1部リーグ所属)と合併し、埼玉県1部リーグへ所属カテゴリーを上げた。

 2023年シーズンの埼玉県1部リーグは、前期リーグと後期リーグに分かれ試合が行われる。前期リーグとして12チームで総当たりを実施。その結果に基づき、後期リーグとして上位6チーム、下位6チームに分かれて総当たりを行う。順位決定は、前期リーグの結果は持ち越さず、後期リーグの結果となる。

後期リーグで上位4位に入賞したチームが、関東社会人サッカー大会への出場権を獲得。関東圏の都道府県リーグ1部(東京、埼玉、神奈川、千葉、栃木、茨城、群馬、山梨)に所属する上位チームが関東サッカーリーグ昇格を懸けて競うトーナメントへ出場し、関東リーグ昇格を争うというレギュレーションになっている。

 今後、2030年のJリーグ加盟を掲げ設立された同チームが埼玉県1部リーグを勝ち進むことができた場合、関東2部リーグ(J6相当)、関東1部リーグ(J5相当)、JFL(J4相当)、J3(Jリーグ)の順にカテゴリーを上げていく。

 今シーズンより同クラブの監督を務める大場康弘さんは「さまざまな方の支えで、埼玉県1部で戦わせてもらえることに感謝している。新生COEDO KAWAGOE F.Cがさらなる飛躍を遂げる年となるよう、選手・スタッフ一丸となってチーム作りを進めている。チームの目標とするリーグ優勝と関東リーグ昇格達成とともに、魅力的なサッカーで見ている人を楽しませることができるよう、毎試合を大切に勝負にこだわっていきたい。サッカーの面から川越を盛り上げることができるよう、チーム一丸で戦い抜く」と強い覚悟と関係者への感謝を語った。

 同じくキャプテンで元Jリーガーの北原毅之さんは「川越市の代表という誇りと応援してくださる皆さまの思いも胸に優勝、その先の関東リーグ昇格も見据えた上でチャレンジャーとして一つ一つの試合に全力で挑み、謙虚に泥臭く勝てるチームになれれば。リーグ開幕までの時間を大切に最高の準備をしていく」と強い意気込みを見せた。

 初戦は4月2日11時30分から、昨年の埼玉県1部リーグの優勝チームで、東京国際大学のサッカー部によって編成される「Tokyo International University」と対戦する。会場は埼玉スタジアム第4グラウンド。

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