川越プリンスホテル(川越市新富町1)で現在、地域の人や企業が制作した手作りオーナメントで装飾したクリスマスツリー「つながるツリー」が展示されている。
地域の人や大切な人との「つながり」を再認識するために、今年初めて実施した同企画。地域の着物レンタル店が、不要になった着物や端切れを提供。地域の人や企業が着物の端切れを使った和風のオーナメントを制作した。同ホテルのインスタグラムでは、オーナメントを制作した企業の情報や制作の様子などを紹介している。
ツリーは1階のフロントロビーと2階レストラン中央エリアに設置。オーナメントは赤系の端切れで統一し、一見すると普通のツリーだが、近づくとさまざまな柄の和風オーナメントがアクセントになっているのが分かる。
同ホテルセールス&マーケティング部の鈴木美沙子さんは「今年のクリスマスのテーマは『心つながる、ハッピークリスマス』。コロナ禍により皆で集まるのが難しくなり、会いたい人に会うことが当たり前でなくなった。このツリーが、大切な人とのつながりを再認識するきっかけになれば」と話す。
展示は12月25日まで。