見る・遊ぶ

川越初のモルックの団体「イモック」、活動開始から半年 地域に広がり見せる

モルックを楽しむ様子

モルックを楽しむ様子

  • 11

  •  

 川越で初となる日本モルック協会(JMA)友好団体「imok(イモック)」が活動を始めて半年がたった。

[広告]

 モルックはフィンランド発祥のスポーツで、「モルック」と呼ばれる木の棒を下から投げて、数メートル離れた場所に置かれた、1~12の数字が刻印された木製のピン「スキットル」を倒して点数を競うもの。相手より先に50点ピッタリになると勝利となる。コロナ禍で密を避けて楽しめるスポーツとして注目されているという。

 イモックは、会長の塔筋シンイチさんと副会長の梶田哲人さんが運営するモルックの団体。メンバーは現在40人以上。現在は月2~3回、「なぐわし公園PiKOA(ピコア)」(川越市鯨井)などで練習会を行っている。会費は1回の練習会に付き100円。練習会に参加した人からは「ルールが簡単なので初めてでも面白い」「時間があっという間に過ぎる」などの声が寄せられているという。6月26日には、ウニクス川越広場&ウェスタ川越広場(新宿町)で、FMルピナス(南台)が主催するイベント「かわごえ夢プロジェクト」でモルックの体験会も予定する。

 当初は、塔筋さんを含め数人のメンバーでモルックを楽しんでいたが、その様子を見た人たちが参加し、少しずつメンバーが増えていった。他にもモルックをやりたい人が多いことを知り、塔筋さんと梶田さんで今年1月17日、イモックを結団した。

「モルックは、小さな子どもからお年寄りまで、さまざまな人が交流するためのツールとして有効。参加した人たちが和気あいあいとした団体を作りたい」という思いも、イモックを結団するきっかけになったという。

 今後について、梶田さんは「イモックの仲間とモルックを楽しみながら仲間を増やしていきたい。他にも、モルックなどのスポーツを紹介するユーチューブ動画や体験会を通して、皆さんに広くモルックを知ってほしい」と話す。「モルックは誰でも気軽に始められる簡単なスポーツ。でも、仲間が必要。興味があれば勇気を出して仲間を作ったり、仲間に入ったりして、モルックを楽しんでいただければ」とも。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース